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テニススクールで中級に上がるには何年?上級には?

テニスのラケットテニス上達法

大きなテニススクールでは、たくさんのスクール生がテニスの練習をしています。日本全国に多数のテニススクールがあることを考えると、本当に多数のスクール生が練習していることがわかります。

「テニススクールでは上達しない」という話を聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?長年、多くのスクール生を見てきた経験からその真相に迫ります。

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テニススクールでは上達しないのか?

この問いに正確に答えようとすると、少し細かく場合分けをする必要があるでしょう。

まずテニススクールに入会しても、そもそもレッスンに出てこなかったり、休みが多いスクール生、それからコーチの指導を受けて、真面目に練習しないようなスクール生は除外します。

それからどうしても運動神経やテニスに限らずこれまでの運動の経験や、体力などは個人差がありますので、ここではおおよそ平均的なスクール生をイメージすることにします。

そのような前提で見てみると、初心クラスから初級クラスの人は、ある程度テニススクールでレッスンを受ければほぼ間違いなく上達します。特に初めてテニスをする人は、ゼロからのスタートなので「上達」した部分は明らかです。

さらに初心から初級には通常はすぐに昇格できますので、そこで練習を続ければ初級の練習メニューをこなせるようになるでしょう。

初級クラスの中でも「もっと上手くなりたい」という気持ちで努力している人は、個人差はありますが1〜3年以内に中級クラスに昇格する人が多いです。

しかし、中には初級クラスから中級クラスに昇格できない人、中級クラスに昇格後に上達が止まってきてしまう人が多く、上級クラスに昇格できるのはかなり限られた人になります。

そういう意味で、この当たりのレベルまで上達が止まってしまう人がいるのは事実です。

なぜテニススクールでこのように上達が止まってしまうのでしょうか?次項で解説します。

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テニススクールでは上達しない理由は?

これは前述のように、「初心クラスから初級クラスへはほぼ全員昇格できる」理由を考えることが、ヒントになります。

初心クラスでは、初めてテニスをする人にラケットの握り方、フラットで丁寧にゆっくりボールを打つ方法などから教えます。これはテニスのもっとも基本的な部分ですので、比較的短期間で習得することができ、初級クラスにスムーズに昇格できます。

初級クラスでは、初心クラスに比べてもう少しボールスピードが上がり、人によっては少しドライブ回転がかかったボールを打てるようになります。

中級クラスでは、はっきりとスピン回転やスライス回転をかけた打ち方をするようになりますので、これが習得できないとそこで上達が止まります。

スピンやスライスが打てるのに上級クラスに昇格できない人は、一つ一つのショットの精度に課題が残っている場合が多いです。それは狙ったコースに狙い通りに打てなかったり、ミスが多くてラリーが続けられない、サービスやリターンのミスが多いなどの課題です。

ここからわかることは、レベルが上がるほど習得すべき技術の難易度が上がり、習得に時間がかかるということです。難易度が高い技術を習得するためには、正しい知識も必要です。

テニススクールのレッスン中は時間も限られており、コーチ1人に対してのスクール生の人数も多いので、コーチからの指導だけでは「正しい知識」を十分に習得することも難しいです。

以上をまとめると、テニススクールで上達しない理由は、練習時間が足りないことと、十分な知識を得ることができないことです

しかし、あきらめる必要はありません。これらを課題を克服し、テニススクールでも上達できる方法があるからです。その具体的な方法を次項で紹介します。

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テニススクールでも上達し続ける方法

課題が明らかになれば解決方法も見えてきます。知識が足りないならば学べば良いですし、練習時間が足りなければ増やせば良いわけです。

まずテニスの技術等に関する知識については、YouTubeの動画やテニス雑誌の連続写真・解説記事、ブログなどを読むことで、着実に獲得していくことができます。


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昔と違ってインターネットという強い味方がいますので、本当に質の高い動画や記事・ブログなどが簡単に見られるようになりました。これらで勉強すれば、むしろテニススクールの自分のクラスのコーチだけから得られる知識よりも、広く、深く学ぶことができます。

テニススクールのコーチのもっとも良い点は、目の前で模範を見せてもらえること、自分のフォームなどをチェックしてもらえることです。それ以外の知識などについては、上記のような方法で着実に学んでいきましょう。

どちらかというと練習時間を増やす方が難しいでしょう。

多くのスクール生にとって、週に1回のレッスンの時間だけがテニスができる時間であることが多いです。レッスン数を増やすことができれば確実に練習時間を増やせますが、それも難しいという方も多いでしょう。

そんな人におすすめしたいのは、テニスコートでなくてもできる練習を自宅やその周辺でするというものです。

例えば素振り&フットワークの練習ならば、公園などの少しのスペースがあればできます。正しいフォームのイメージを動画や写真で頭にインプットし、それを身体にインプットするために素振り&フットワークの練習をしましょう。

週に1回のレッスンでは、体力的にも強化しきれないことが多いのですが、例えばテニススクールのレッスンの日以外に週に2回程度素振り&フットワークの練習をするだけでも体力が強化できますし、技術の習得が早くなります。

また中級クラスまでではサービスが安定しない人が多いです。その原因がトスにあることも多いので、トスの練習を一人でするだけでかなりサービスのレベルアップが可能です。

テニススクールの限られた時間で、トスが乱れてサービスが入らないなんてことがあると本当にもったいないです。トスの練習ならば、コートの外でもできますので、しっかり練習しましょう。

このようにテニスコートでの練習時間が増やせなくても、工夫次第でコートの外で練習する時間を増やすことはできますので、それ実行するだけでまだまだ上達できるはずです。

さらにレベルアップし、試合をするようになるとわかりますが、テニスとは対人競技であり、最終的には試合を想定して練習すべきものです。試合で強くなるためには、テニススクールのレッスンだけでなく、テニス大会にエントリーして試合経験を積むことが必要です。

試合をすればテニスの練習時間を増やしたことになりますし、本当に必要なことが何であるのかがわかりますので、普段の練習にもその経験が活きてきます。

まとめ

「テニススクールでは上達しない」という意見に対し、その真相を解説しました。上達するために何よりも必要なことは「上手くなりたい」という気持ちです。今日の自分よりもレベルアップできるように、上を目指して頑張りましょう!

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