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攻撃的なテニスのリターンの打ち方!脱力して安定する!

リターンで攻める上級者の技術

テニスのポイントは、一方がサーブを打ち、もう一方がそれをリターンすることで始まります。

中級レベルでは、それぞれの1球目であるサーブとリターンでポイントが決まってしまうことが案外ありますし、リターンが返っても、それを打ち返す3球目で決まるパターンも含めれば、かなり高い確率です。

それだけにしっかり攻めて行けるレベルのサーブとリターンを安定して入れられるようになれば、試合で勝てる確率も上がってくるでしょう。

攻撃的なリターンの打ち方について解説します。ポイントは以下です。

1.脱力して前に踏み込んでリターンを打つ
2.速いサーブを待ってリターンする
3.コンパクトなテイクバックとポジションの調整
4.安全なリターンのコースを狙う

詳しく解説します!

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攻撃的なテニスのリターンの打ち方!脱力して前踏み込む!

プロの試合では、170km/h以上のスピードのサーブが普通ですが、アマチュアの中級レベルであれば、そこまで速いサーブを打ち返す機会はまずないでしょう。

中級者で試合経験もそれほど無いようなサーバーの場合、かなり遅い山なり軌道のサーブが来ることもよくありますし、サーブが短くなって、ベースライン付近に居ると上手く打てないこともよくあります。

そのようなサーブを、同じように山なりの軌道でゆっくりリターンで返していたらもったいないですね。しっかり、リターンで攻めて行けるようにしたいです。

コツは、スプリットステップから前に出て行ってリターンすることです。

構えている時から前に出る意識があれば、短いサーブに対しても反応しやすいので、中級レベルではかなり有効です。

リターンで攻めようとすると、力んでしまいやすいので、上半身の脱力を意識することが必要です。

サーブにはゆるい場合でもそれなりにスピードがありますし、前に出て早いタイミングで打てればサーブの力を活かして打ち返すことができます。

特に下半身から身体全体を前に出していく意識で打てれば、それほど腕力を使わなくても攻めるリターンを打てます。

前に出ながら打つと、それだけ早くボールに近づいてしまうため、振り遅れて食い込まれることがあります。

タイミングを合わせることに集中し、ボールを押し込んでいく意識があれば安定するでしょう。

このようなリターンは、プロならば当たり前のように高いレベルでやってしまうので、アマチュアには真似するのは難しいと感じるかもしれません。

しかし、プロがアマチュアに指導している動画を見ると、ものすごく参考になります。

ここで紹介しました前に出てリターンする方法について、江原弘泰プロがアマチュアに指導している動画が以下です。

前半はサーブの打ち方で、後半がリターンのレッスンになっています!

わかりやすい動画です!私はこれを観てからリターンがレベルアップしました!おすすめです!

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速いサーブを待ってリターンする

中級レベルである程度リターンが得意になると、前述のように前にステップしてリターンするようになっているでしょう。

プロのリターンを観ていても、構えている場所から相手のサーブに合わせてスプリットステップで前に出て打つ人が多いので、それを真似する人が多いようですね。

しかし、中級者の場合、普段プロのような速いサーブに慣れていないですし、中級レベルでもそれなりに速いファーストサーブを打つ人もいますので、すべてのリターンで前述のような前に出る打ち方をイメージしない方が無難です。

実際、ある程度以上速いサーブが来ると、いつもの習慣で前に踏み込んでいくと、ほとんどラケットのスイートスポットで当たらなくなります。

まず速いサーブに対しては、待って打つようにすると、時間的にも余裕が生まれます。タイミングを合わせて、ラケットのスイートスポットに当てることを意識しましょう。

速すぎるサーブに対しては、待ち構えてブロックリターンする方法も練習しておけば、簡単にサービスエースを取られないようになるでしょう。

しかし、待ち構えて打つといっても、基本的には後重心になるわけではなく、サーブの力に負けないようにしっかり重心を前にかけていきましょう。

ここで解説した内容は、以下のスターテニスアカデミーの動画で、わかりやすく鈴木貴男プロと小野田倫久プロが解説してくれてます。

指導により、アマチュアが上達していくのが観られるので、説得力があります!


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コンパクトなテイクバックとポジションの調整

よく言われることですが、普通のストロークとリターンは違います。普通のストロークのように大きくテイクバックしてしまうと、速いサーブに対しては振り遅れることが多くなりますし、しっかりラケットのスイートスポットで捉えることは難しくなります。

身体は完全に横向きになるところまでターンする必要はなく、あまり(右利きのフォアハンドであれば)左肩を入れ過ぎない方がよいです。

速いサーブをしっかり待ち構えて打つのですが、重心は前になるようにして、(右利きのフォアハンドであれば)打った後に左足が前に出るような感じです。

速いサーブは、ラケットを合わせれば相手の力を利用して返せます。丁寧にラケットコントロールをして、フォロースルーを前に出すようにしましょう。

試合では、何度も相手のサーブをリターンすることになりますので、相手のサーブのスピードや球種(回転)を観察して、構えるポジションを調整しましょう。

相手のサーブが非常に速ければ、基本的には少し下がることになります。特に相手のサーブに合わせてスプリットステップして一歩前に入るやり方をしているならば、その分を考慮して下がった位置で構える必要があります。

これらの内容をスターテニスアカデミーの以下の動画で、小野田倫久プロが丁寧に解説してくれています!

わかりやすい動画です!

安全なリターンのコースを狙う

どこを狙ってリターンを打つのかということも重要です。

相手のファーストサーブがそれなりに威力のあるサーブである場合は、とにかくしっかり返すことが最優先となります。

ここではシングルスの試合を想定すると、基本的には相手のコートの左右方向で真ん中付近、前後方向でサービスラインとベースラインの真ん中付近のエリアを狙ってリターンを打ちます。

そうすれば多少タイミングがずれて、左右の方向がぶれても、相手コート内に入ってくれる確率が高くなります。

相手がどのようなサービスを打ってくるのかがよくわからない試合の序盤でも、あまりリスクを犯さずに安全なエリアを狙って打つと良いでしょう。

それでもセカンドサーブや甘いサーブが来た時には、何となく同じようにリターンしてしまうとせっかくのチャンスを逃してしまうことになります。

そんなサーブが来たら、しっかりコースを狙って攻めるリターンを打ちましょう!

リターンで狙うコースについて、こちらのスターテニスアカデミーの動画で、わかりやすく小野田倫久プロと鈴木貴男プロが解説してくれています!

狙うコースを意識するだけで、確実にレベルアップできます!

上級者のボレストについてこちらの記事で紹介しています。

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