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テニスのボレストのストロークのやり方!中級者向け!

テニスボールテニス上達法

テニススクールのレッスンの前半で、ショートラリー、ボレーボレーに続いて行われることが多いのがボレスト(ボレー&ストローク)の練習です。ボレストが上手くできないとその日のテニスで調子に乗りにくいです。またボレストのやり方という点でもいろいろと意見が分かれるようです。以下に紹介します。

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テニスのボレストとは?

テニスの練習は、基本的には試合のある状況を想定して行うものと、特定の技術の習得・調整を目的とするもの、ウォーミングアップのためのものなどがあります。トッププロの試合のテレビ放送などを見ていても、コートに入ってボレストをやっているところがよく放送されます。通常は、試合が行われるコートに入場する前に、それぞれのコーチらと1時間弱ぐらいのウォーミングアップを兼ねた練習をしています。したがって、本当の身体をほぐすという意味でのウォーミングアップはおおよそ終わっているのですが、試合を行うコートでの最終調整とストローク、ボレーの確認的な意味合いでボレストを行っています。ただし、ウインブルドンの大会などを見ていると、前の試合が長引いて、身体が冷えてしまっている場合は、もう一度ウォーミングアップからという意味合いになります。

テニススクールでは、コーチと人数にもよりますが、レッスンの初めに前述のようにボレストを行うことが多いです。ショートラリーやボレーボレーに比べると、ある程度離れてもう少しスピードのあるボールを打つ最初の練習メニューですので、ウォーミングアップと目を慣らす意味合いが強いです。さらにそれ以降の本格的な練習に備えて、スピン、スライスなどの自分のショットを確認します。

ボレストのように、ストローカーがベースライン付近に居て、ボレーヤーがネットについているポジションで、何度もラリーをするという状況は、実際の試合ではほとんどありません。ダブルスでストレートアタックでストロークを打ったとしても、それをボレーされた後に再度前衛に向けて打つということはあまりしないからです。そのような意味でも、ウォーミングアップや自分の技術の確認のための練習メニューと理解するのが普通でしょう。

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テニスのボレストのストロークのやり方

ウォーミングアップということから考えても、ボレストのストロークを全力で打ち込むということは普通はしません。ある程度スピードを抑えて打ちましょう。私が実際に体験したことでもありますが、悩むのはどのぐらいのボールスピードで打つのが良いのかという点です。

正直なところ、テニススクールのレッスンの時間が限られているので、ストロークを打てる時にはある程度打ち込んでいきたいのですが、ウォーミングアップ的な位置づけを考えるとそういうわけにもいきません。そのため自分なりにかなりスピードを抑えたつもりでも、相手によっては「速すぎる」と言われてしまうこともあります。

テニススクールでは、初級、中級、上級などとレベル分けされていますので、ある程度は実力が近い人とボレストをすることになりますが、その中でも特に中級クラスがクラス内でもレベルの幅が広いようです。

したがって、最初ほどスピードを抑えてストロークを打ち、相手のボレーの様子を見て、もう少しスピードを上げても良さそうか見ながら調節するようにしましょう。ちなみに初級・中級レベルのボレストと比べれば、やはり上級レベルのボレストのストロークのスピードは速いです。つまり、絶対的なスピードがあるわけではなく、相手の技量に合わせてスピードを調整するべきことです。

このようなことを考えると、テニスというのはやはり対人競技であり、練習をするにも練習相手が居てくれてはじめてできるものです。自分の相手をしてくれる人への感謝・思いやりが大切であり、それがマナーとなるということを痛感します。


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テニスのボレストのコツ

前述のように、ボレーヤーに配慮してある程度ストロークのボールスピードを抑えることが必要ですが、実はそれは自分のためでもあります。ボールスピードが速いと、それを打つボレーのスピードも速くなりやすいです。速いボールを緩いボレーで返すのはかなり技術が必要だからです。

テニススクールのコーチとボレストをする時は、速いボールを打ってもコーチが緩いボレーで返してくれますので、必死で打ち込んでしまいがちです。実際、コーチレベルであれば、中級者が一生懸命打ち込んでも十分に対応できますので問題はありません。問題なのは自分の方で、いくらコーチがある程度スピードを調整してくれると言っても、速いボールを打つと早く帰ってきます。少なくとも自分が打ってからコーチのところへ届くまでの時間が短くなりますし、ある程度スピードを抑えて打っても、それなりに速いボレーになることが多いからです。さらに全力で打ってしまうと、フォロースルーが大きく、態勢を立て直して次のボールへの準備をするのに時間がかかります。

結局、速いストロークを打つと、次のボールへの準備が遅れてボレストのラリーが続かなくなることが多くなってしまいます。そうなると相手にも迷惑がかかるので、自分が続けられるスピードで打つようにしましょう。

そのことからもわかるのは、打ったらすぐに次のボールへの準備をし、スプリットステップをしましょう。上級者は必ずこれをやっているのに対し、初級者・中級者ではできていない人が多いです。

さらにドライブ、スピン、スライスなどの球種も混ぜて、自分のショットの確認をしましょう。その時も、何となく打つのではなく、ボレーヤーの正面、フォア側、バック側などのコース、ネット上を越える時の高さ、さらにスピンならばネットを通過した後に相手にネットよりも低い位置でボレーさせるように沈めるなどの狙いを定めて打ちましょう。それにより自分のストロークの精度を高められます。

まとめ

テニスのボレストは、テニスをある程度やっている人ならば誰でもやる練習方法です。それだけにボレストを観ただけでもある程度テニスの実力がわかるほど差が出るものです。丁寧に打ちましょう!

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