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中級者のテニスのシングルスで強くなる方法!練習で意識すべきこと!

シングルス

中級者でテニスのシングルスの試合をやり始めた方のほとんどは、最初は思った以上に勝てなくてフラストレーションが溜まるかもしれません。

大丈夫です!意識すべきことを確認し、練習すれば着実に上達し、強くなれます!

中級者ですので、上級者には敵いません。上級者に勝てるならば、それは上級者になったということで、もはや中級者ではありません。

そんな中級者が意識すべきこと、以下のよくあるポイントを3つ紹介します!

1.自分ができること・できないことを認識する
2.ポジショニングとスプリットステップを理解する
3.スピンをかけようとしすぎない

これらは中級者が習得すべきことなので、いわゆる基本です。だから「簡単か?」と言われれば、人によります。

つまり、簡単にできているならば、上級者でしょう。実際にシングルの試合をしてみれば、すぐにわかります。

それでは詳しく紹介します!

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中級者のテニスのシングルスで強くなる方法!

自分のできること・できないことを認識する

まずは、テニスのシングルスの大会に出場してみましょう。特に試合経験が少ない方は、何をどうしたら良いのかがわからず、かなり緊張し、いつもの練習でやっているようなことができなくなるものです。

特にテニススクールの通常のレッスンでは、1つのコートに多くのレッスン生を入れてやりますので、コートを部分的に使った球出しなどの練習が多くなります。

試合形式のレッスンでも、ダブルス形式がほとんどですし、その時間も限られています。

おおよそどこにどのようなボールが飛んでくるのかを予測できるような練習と、広いコートのどこへ、相手がどんなボールを打ってくるのかわからないシングルスの試合とはかなり状況が異なります。

またいつもナイスショットを打とうとしてて、バコバコ打っていると、試合でネットやアウトしないように打とうとした途端、しっかりしたスイングができなくなります。

丁寧に、どのぐらいのスピードで打てば、コースを狙ってどのぐらいブレの範囲内にボールを落下させられるのかを認識することが必要です。

さらにコート内を走らされて、ボールに追いついてから打つことをイメージするべきです。つまり、球出しの練習のように、おおよそどこにボールが来るのかわからない状況で打つことは、それだけ難しく、爽快なナイスショットなど試合中には滅多に打てません。

自分が安定して打てるスピード以上のボールを打とうとすると、当然のことながら相手コートに入る確率が下がります。

これがある程度以下になってしまうと、ほぼ自滅してしましょうでしょう。

シングルスの試合をする前に、イメージ作りのためにテニスのシングルスの試合の動画を視聴することも効果があります。

この時に間違ってはいけないのは、トッププロの試合の動画ばかり見てしまうことです。中級レベルのシングルスの試合で、トッププロのようなショットを打つ人がいるはずがありません。

自分と同じぐらいのレベルの方のシングルスの試合の動画を見ましょう。一見、レベルが低いように見えてしまうかもしれませんが、実際に自分が試合をしてから見直してみれば、非常に丁寧に自分からミスをしないようにボールを打っていることが理解できるでしょう。

ポジショニングとスプリットステップを理解する

テニスコートは、もちろんダブルスの方がシングルスよりも広いのですが、自分がカバーするコートの広さや試合中に走る距離という点ではシングルスの方が広く、多くの距離を走らなければなりません。

そのため、状況に応じてどのようなポジショニングをするのかは非常に重要です。

左右方向の基本は、相手が打てる範囲の真ん中あたりにポジショニングすることになります。したがって、クロスの打ち合いならば、相手に対して対角方向のおなじような位置になります。

ここまではある程度基礎知識があれば理解している人が多いです。案外理解できていないのは、前後方向のポジションです。

相手が強めのストロークで攻め込んで気そうな時には、ベースラインから少し下がってポジショニングすることになります。

ポジショニングとは、相手が打つ前に自分がどの場所に立つかということですので、これは相手が打つ前に強いボールを打ってきそうだということを察知しなければならないということになりますので、相手をよく見ていなければできません。

この試合中に相手を観察するということが、試合経験の少ない中級者にはかなり難しいです。上級者ならば、相手がボールに追いついて、十分な体勢で打とうとしているのか、それともギリギリ追いついてやっと返そうとしているのかを観察し、少し下がるか、前に詰めるか判断しています。

さらにレベルが上がれば、自分が打ったショットがナイスショットだったのか、少し甘くなったのかによって、もう次を予測しています。判断するタイミングが早いので、余裕を持って対応できるというわけです。

また試合経験の少ない中級者によくあるミスは、とにかく1球ごとに正しいポジションに戻ることを優先してしまうことです。

例えば、フォア側に走らされて相手のセンター付近に返球した後に、自分コートのセンター付近に必死に戻ります。少しボールが甘くなり、再度、相手がフォア側に少し強めのボールを打ってきた時に、そのボールに追いつかなくなるというケースがよくあります。

相手が打つタイミング合わせて、しっかりスプリットステップをすることを優先しなければならないということです。つまり、相手が打つタイミングが早くなると、正しいポジションまで戻りきれていないことがよくあります。そんな時に戻ることを優先してしまうと、次のボールに対応できなくなってしまうからです。

1球ごとにスプリットステップをして、相手の動きをよく見て、次にどの方向へでも動き出せるようにすることが非常に大切です。

以下の「松尾友貴プロのテニス塾」の動画でわかりやすく解説してくれていますので必見です!

このような話は、テニスのシングルスの試合を体験してみると、その価値がよくわかります!


スピンをかけようとしすぎない

中級者になると、フォアハンドにしっかりスピンをかけて、ある程度強いボールを打てる方が多くなります。試合でも自分が得意なフォアハンドを打ち込んでポイントを取るイメージを思い描くことも多いでしょう。

しかし、試合になると、自分が打ちやすい打点で、気持ちよくスイングしてフォアハンドストロークを打てる機会があまりなかったりします。

その理由はいくつかあります。

1つは、試合では相手のボールがどこに来るのかわかりませんので、十分な体勢で打てることが多くないことです。

また相手のボールが甘くなって短いボールが来た時に、相手のベースラインまでの距離が短くなるので、バックアウトが怖くなることもあります。

それほど浅くないボールでも、ゆるく、すこし高めにバウンドしてくるボールも、自分の打ちやすい高さの打点で打てないことが多く、自分から強いボールを打つのは難しいものです。

深いポジションから、強いボールを打って攻め込むこともリスクが高いため、基本的には自分が安定して打てるショットで確実に返球することを優先したいです。

これだけではつなぐだけでチャンスボールも攻められないことになってしまいますので、一歩レベルアップするためには、少し短くなったボールを少し強く打てるショットを習得したいです。

強烈に打ち込むということではなく、十分にコントロールできる範囲で少し強めに打つというところがポイントです。自分のレベルを上げて、「少し強め」の威力を上げていきましょう。

少し強めに打つためのポイントを解説します。

腰の高さぐらいの打ちやすい打点のボールならば、中級者ならばしっかりスピンをかけて打てるでしょう。このぐらいの打ちやすい高さの打点は、いつもの球出しの練習と同じですので問題ありません。

しかし、このような打ちやすいボールがあまり来ないことが多いです。

スライスなどでさらに低いボールはチャンスボールではないので、丁寧に返球しましょう。

つまり、チャンスボールは、比較的ゆるく、肩ぐらいの高い打点で打たなければならないボールです。

基本的にはベースラインからコート内に入って打つことになるので、バックアウトしないように強くスピンをかけようとしてしまう方もいますが、肩ぐらいの打点で下から上にスイングして強烈にスピン回転をかけて打ち込むことは中級者には難しいです。

特に試合ではいつこのようなボールが来るかわからず、素早く判断して、前に詰めながら打つにはかなり難易度が高いです。

もちろんナダルのように卓越した技術と高い体力・スピードがあればできるのですが・・・

おすすめしたいのは、高い打点に合わせて高くていくバックし、丁寧にレベルスイングして押し込んでいくような打ち方です。

強烈にバコる必要はありません。前に詰めながらフラット気味に押し込んでいくだけで、相手からすればかなり速く感じます。

まず前に詰めているだけで打つタイミングが早くなるので、相手からすれば対応が難しくなります。フラット気味に打てば、相手のボールの勢いと自分が前に出る力を利用できますので、5〜6割ぐらいのスイングでもそれなりの威力になります。

このようなショットの打ち方が、以下の「松尾友貴プロのテニス塾」の動画でわかりやすく解説してくれていますので必見です!

このショットが打てるだけで、確実に勝率が上がるはずです!

シングルスの試合を体験することで、いつもの練習で何を意識すべきかわかります。試合で有効な技術を習得して強くなりましょう!

上級者になるためのサーブの打ち方の習得についてこちらの記事で紹介しています!

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