PR

テニスのシングルスの勝ち方!攻めと守りを理解して勝つ方法!

テニスの試合に勝つ

テニスのシングルスの試合で勝つためには「勝ち方」を知る必要があります。それはいくつかの戦術・技術などが関わりますが、本記事では「攻めと守りを理解する」ということについて紹介します。

試合経験の少ない中級者は、とにかくナイスショットを打とうとしてミスをし、自滅してしまうことが多いです。自分の技術レベルを把握し、攻めるべきところは攻め、守るべきところは守るということが大切です。

*グリップテープは必需品ですね。まとめ買いがお得です!


▼▼テニスの試合に出始めたら最初に習得すべきこと▼▼
テニスの試合で勝つ方法!試合経験が少ない人向け!

スポンサーリンク

テニスのシングルスの勝ち方!攻めと守りを理解する

テニスは対人競技で、お互いに相手が打ち返しにくいようなボールを打って、相手に先にミスをさせてポイントを奪い合うゲームです。

そのためいつも自分が打ちやすいところにボールが来るわけではなく、形勢も相手が有利になることもあれば自分が有利になることもあります。

試合経験の少ない中級者の場合、試合の形勢・状況を分析し、理解することをせずに、ひたすら目の前のボールを一生懸命打とうとすることが多いです。特にすべてのボールを全力で打とうとしてしまうと、ミスする確率が非常に高くなり、相手に勝つというよりも自滅してしまいます。

トッププロの試合を見ていると、勝負がかかった重要なポイントで「ギアを上げてくる」と言った解説がされることがあります。つまり、トッププロでも、すべてのボールを全力で打っているわけではなく、ある程度力を加減して打っているわけです。

テニスの試合は時間的にも長く、プロであれば3セットマッチが多く、グランドスラムになると5セットマッチです。2時間以上になることも多いですし、場合によっては4時間を越えることもあります。

これだけの長丁場になるとペース配分をしなければスタミナが続きません。フルマラソンを100m走と同じように走ろうという人がいないのと同じです。

アマチュアの中級者では1セットマッチが多いですが、そもそもトッププロよりも体力はありませんので、ペース配分が必要です。そこでまずやるべきことは、試合中に「今、自分が優勢で攻められる状況であるのか、それとも不利で守らなければならない状況であるのかを判断する」ことです。

自分が優勢な時に攻めないと形勢が逆転して不利になることがありますし、不利な状況で無理して攻めても失敗する可能性が高くなります。

スポンサーリンク

シングルスの勝ち方!攻めと守りをポジションで判断する

シングルスの基本としては、ポジションで形勢を判断できます。

ベースライン付近から後ろのポジションで打つ時は守るべき状況で、相手のボールが浅くなり、ベースラインからコート内に入って打つ時は攻めるべき状況です。さらに前に詰め、ネットに近い場所で打つ時は決めるべき状況です。

まずはこのように前後方向を大まかに3分割し、試合の形勢を判断しましょう。

この考え方に基づけば、ベースラインより外側のポジションからいきなり攻めの強烈なショットを打つべきではなく、力を加減して何球でも打ち続けられるようなスピードのショットを打つべきです。

そして相手の返球が浅くなり、前に詰めてコート内に入って打てる時はつなぐのではなく攻めのショットを打つべきです。そしてそれがそれなりに効果があった場合は、次の返球が甘くなる可能性が高いので、素早く前につめて決めのショットを打ちましょう。

このような基本的な考え方を理解するだけで、かなり攻めるべきところと守るべきところがわかるでしょう。実際には相手のボールの威力とコースなどによってもう少し複雑になります。例えば自分のバック側に短く、緩く、高くバウンドするボールが来た場合でも、それを前に詰めてバックハンドの高い打点から打ち込める技術がなければ必ずしも攻めることはできません。

また自分のフォア側に来た短いボールでも、角度が付いていてサイドラインを割っていくようなボールであれば、追いつくことで精一杯で、十分な態勢から攻めのショットを打つことはできないでしょう。

このように相手のショットの威力とコース、それを打つための自分の技術レベル、そのボールに追いつけたかどうかの状況などから総合的に判断することになります。

試合の前に、イメージトレーニングをして、コートのどの場所にどのようなボールが来たらどのようなショットでどこに打ち返すのか、冷静に自分の技術レベルを考慮して決めておくと良いでしょう。それにより自分の弱点、強化すべきショット、さらに得意なショットとそれを活かす戦術パターンが見えてきます。

スポンサーリンク

シングルスの勝ち方!攻めと守りの打ち方

前述のように攻めるべきところと守るべきところを判断できるようになったとしても、誤解してはいけないのは攻めのショットも全力で打つわけではないということ。「全力のショット」は「一か八かのショット」になり、確率が低くなりすぎてしまいますし、体力を無駄に消耗します。

試合経験の少ない中級者は、ベースライン間のラリーのようなイーブンな状況で打つショットを5〜6割ぐらいの力加減、攻めのショットを7〜8割ぐらいで打てば良いでしょう。どうしても5〜6割や7〜8割というのは主観的なイメージになりますので、理解の仕方に個人差が出るのは止むを得ません。

1つの目安としては、打ったボールがネットやアウトせずに、おおよそ狙った所へ飛ばすことができ、何球でもラリーを続けられるような力加減を5〜6割と考えても良いでしょう。

7〜8割というのは、もう少しボールに威力を持たせようとして打ったボールですが、それでも2本に1本入るというものではなく、8割以上の確率で入るボールです。

ただし、チャンスボールでオープンコートに打ち込める時は、5〜6割程度の力加減でも十分にポイントが穫れる場合もありますので、そのような時に不必要なリスクを犯すことがないようにしたいです。

この考え方のベースには、力を入れて力み過ぎるほどスイングがブレやすく、ボールも荒れやすくなるという関係があります。プロのボールはアマチュアよりも速いですが、それはプロは体力もあり、技術も高いので、それほど力んで打たなくてもアマチュアよりも速いボールが打てるからです。プロが全力で打っているわけではありません。

プロと言えど、全てを全力で打ったらボールが荒れますし、スタミナが続きません。

守りのショットとして知っておきたいのは、例えばバック側の厳しいコースに威力のあるボールを打ち込まれた場合です。そのようなボールは追いついて返すことで精一杯ですので、「緩いボールで返す」ことが必要です。

無理して速いボールで打ち返すと、仮に成功しても次のボールが早いタイミングで返ってきます。そうすると元のポジションに戻れず、決められてしまうことが多くなります。むしろ緩いボールを返すことが効果的で、自分の態勢を立て直すための時間ができます。

このような時間を稼ぐための緩いボールとしては、スライスで低く緩く返球するか、ロブで高く返球する方法があります。ランキング上位のトッププロは、例外なく時間を稼ぐためのスライスが得意で、形勢が不利になっても粘り強く態勢を立て直します。この技術を意識して使えるようになりましょう。

まとめ

テニスのシングルスで勝つためには、闇雲のすべてのボールを全力で打とうとしても無理があります。攻めるべきところと守るべきところを冷静に判断し、自分の技術の範囲で力を加減して打ちましょう。

▼▼テニスの試合に出始めたら最初に習得すべきこと▼▼
テニスの試合で勝つ方法!試合経験が少ない人向け!

コメント

タイトルとURLをコピーしました