運動不足を解消して健康維持に役立てるために、週に1回テニススクールに通ってレッスンを受けている人も多いです。実際、1回のレッスンはどのぐらいのカロリーを消費できるのでしょうか?
Apple Watch(アップルウォッチ)のワークアウトで計測してみましたので紹介します。
テニススクールによってもレッスンメニューが異なりますし、上級・中級・初級などのレベルによっても違いがあります。
実際に自分のレッスンでの消費カロリーを計測すれば、本当のエネルギー消費量がわかります!
こちらの記事で紹介する方法で操作すれば簡単ですので、まずはやってみましょう!
*なお、現在はワークアウトのメニューに「テニス」がありますので、そちらを選ぶことをおすすめします。以下の記事では「その他 フリーゴール」になっていますが、近日中にアップデートする予定です。測定結果としては、「テニス」と「その他 フリーゴール」でそれほど大きな違いはありません。
*Apple Watch 10があればテニスをする時も便利です!
Apple Watchのワークアウトでテニスの消費カロリーを計測!
健康のために毎週テニススクールに通ってレッスンを受けている人は、健康管理についての意識が高い人が多いです。Apple Watchも、毎日の消費カロリーや歩数を計測しようという健康管理の意識が高い人が利用していることが多いです。そのためテニススクールでもApple Watchを利用している人がいますね。
テニスをする時の消費カロリーをApple Watchで計測する時は、ワークアウトで計測すれば良いのはすぐにわかるのですが、実際にやろうとすると悩むことがあります。なぜならワークアウトのメニューに「テニス」が無いからです。そのため、私はいつも「その他 フリーゴール」を選んでいます。
実際にある日のレッスンの消費カロリーを計測した結果が以下です。
アクティブカロリーが706kcal、トータルカロリーが851kcal、平均心拍数が125拍/分です。結構、良い運動になっていますね。アマチュアのテニス好きが健康維持のためにやるのであれば、良いレベルではないでしょうか?
Apple Watchのワークアウトでテニスの消費カロリーを計測する方法
Apple Watchのワークアウトを使う手順は、まずメニュー画面からワークアウトのアイコンをタップします。
生活習慣としての運動量を調べるには、このように自動的に記録として残り、後で振り返ることができる機能が役立ちますね。
Apple Watchのワークアウトでテニスの消費カロリーを計測する精度は?
Apple Watchのワークアウトでは、ウォーキング、ランニング、ヨガ、プールスイミングなど、いくつかのメニューが用意されています。これはなぜでしょうか?
Apple Watchは加速度センサーや心拍数センサーなどで、手首に装着した状態で、消費カロリーを求めています。これだけの情報で消費カロリーを計測することは、おそらく技術的にはかなり難易度が高いと考えられます。そのため運動の情報をワークアウトのメニュー選択で提供することにより、精度を上げているようです。
メニューの中に「テニス」が無いのは、おそらく動きとして複雑で不規則であるためと考えられます。
実感としても、力みすぎてフォアハンドストロークを打った時に、適度に力加減して打った時ではかなり疲労度に違いがありますし、低い打点ばかりで膝をかなり曲げて打った時と、打ちやすい腰辺りの打点で打った時でも下半身への負担が変わります。
さらにテニスではフォームや動きに個人差が大きいので、そもそもこれを手首に付けたApple Watchのセンサーだけで正確に計測することは難しいでしょう。
これはApple Watchに限ったことではありません。数年前にあるイベントで、経済産業省の人が講演していましたが、複数社から発売されている消費カロリーを計測できるスマートウォッチや腰などに取り付けるタイプの機器などを、同時に何個もつけて試したところ、全て異なる結果を示したとのことです。
このことから考えても、Apple Watchでの計測結果に高い精度を要求するには無理があるでしょう。それでも心拍数が計測できる機能がありますので、加速度センサーのみから計測するタイプよりは精度が高いと考えられます。
以上のことを考えれば、あまりワークアウトのメニューにこだわらず、「その他 フリーゴール」で常に計測し、個人の記録として運動量の推移を振り返って健康管理や体力増強に役立てるという使い方が適当でしょう。
Apple Watchのおすすめは?
テニスをする時にApple Watchを使うならばどのモデルが良いのでしょうか?
Apple Watch 10
2024年11月12日時点で、最も新しい高性能モデルはApple Watch 10です!
最上位モデルですので、全ての点で他のモデルよりも優れています(*Apple Watch ULTRAを除く)。血中酸素濃度が測定できるので便利ですね!文字盤のデザインも豊富です!
Apple Watch SE
2024年11月12日時点で、最もコスパが優れているモデルはApple Watch SEです!
本記事で紹介したようなワークアウトとして使うならば、十分な性能です。Apple Watch 5と同等のプロセッサーを搭載していますので基本性能が高く、文字盤も大きいので使いやすいです。
まとめ
Apple Watchのワークアウトによるテニスの消費カロリーの計測について紹介しました。非常に使いやすいスマートウォッチですので、活用しています!
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