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テニスのラリーを続けるコツ!続かない原因は?

テニスのラリーを続けるコツ上級者の技術

テニススクールの中級クラスに長年通っていても、なかなか上級クラスに昇格できない人は非常に多いです。

レッスン中にコーチがチェックをして、「この人は上級クラスに上げても良いな!」と思った人に声をかけて昇格させます。

特にコーチが直接相手をしてくれるベースライン間のストロークのラリーやボレストで、ミスが多くてラリーが続かないと、上級クラスには昇格させてもらえないでしょう。

ラリーを続けるコツについて紹介します!

*現代のプロテニスの世界を知ることができる良書です!ファンとしてプロのテニスを観て楽しむためにも役立ちます!

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テニスのラリーが続かない原因は?

これは相手をしてくれる人のレベルやどのようなボールを打ってくれるか、自分がどのような打ち方をしているのかなどによりますので、一概には言い難いです。

ここでは「テニススクール生あるある」的な、よくあるラリーが続かない理由を紹介します。

テニススクールでコーチが相手をしてくれる場合は、当然のことながらコーチはスクール生よりも格段にテニスが上手いですし、比較的打ちやすいボールを返してくれます。

それなのにほとんどが自分のミスでラリーが終わってしまうのであれば、ラリーが続かない原因は自分にあります。それは以下のようなものです。

コースを狙っていない・狙うコースが適切ではない

週に1回レッスンを受けるスクール生の場合、止むを得ない部分もあるのですが、トップスピンのかけ方などの「打ち方」に意識が向いてしまっていることがあります

上達したいと思ってYouTubeなどを見て、ようやくコートでボールを打てる状況になると、それを実践しようとして「打ち方」に意識が行ってしまうのはわかるのですが、そういう人ほどボールが荒れてどこに行くかわからない状態になりがちです。

またコースだけでなく、ネット上を通過させるボールの軌道のイメージも重要です。ラリーが続かない人は、ボールの軌道のイメージができていない人が多いです。そのためネットミスやバックアウトが多くなります。

次のボールへの準備ができていない

コーチが出してくれた最初のボールを打つのは大丈夫でも、次に来たボールを上手く打ち返せずにラリーが終わってしまう人も多いです。特にフルスイングしてナイスショットを打った後ほど早くボールが返ってきますので、すぐに準備しなければなりません。

相手の打つところよく見ていない・ボールのバウンドを予測できていない

自分がナイスショットを打つことに必死で、相手の打つところをよく見ていないことがあります。

相手のボールがネットを越えてくる頃にようやく反応し始めると、スピン・スライスなどの球種やスピードのイメージが頭に入って無く、バウンド後のボールの軌道を予測することが難しくなり、ミスが多くなります。

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テニスのラリーを続けるコツ!中級者向けのラリー練習

テニスの中級者向けのコツを紹介します!

ボールスピードを落として丁寧に打つ

「ボールスピードを落として丁寧に打つ!」

ラリーを続けるための最初のコツはこれに尽きます。誰でもいつも打っているスピードよりも意識してスピードを落とせば、かなりラリーを続けられるはずです。

テニススクールの場合、ボレストやベースラインでのストロークの練習は、ある程度ウォーミングアップを兼ねてレッスンの最初の方で行うことが多いです。身体もまだ十分に温まっていませんし、目も慣れていないので、続けられるスピードでボールを打ちましょう。

トッププロでも、練習の初めではボールをゆっくり、丁寧に打ちます。つまり、ボールスピードを落として打つとしても、いい加減な打ち方をするということではなく、正しいフォームで打つということです。

これにより、自分が安定して打てるボールスピードも把握できます。その上で自分のレベルを上げられるように練習しましょう。

ネット上の高い位置を通す起動で打つ

初級〜中級レベルの方の場合、ナイスショットを打とうとするとフラットドライブ系の球種でネットギリギリを通す軌道になりがちです。そのためネットミスが増えます。実はトッププロの試合でも、比較的ネット上の高い位置を通すボールが多いです。

少なくとも中級者がラリーを続けようとするならば、ネットの上の50cm〜1m以上上のところを通過させる軌道で良いでしょう。そしてしっかりスピンをかけて打つようにしたいですし、つなぎのスライスも練習しましょう。

スプリットステップをして相手の打つところを見る

実は中級者のほとんどがスプリットステップができていません。相手が打つ時に欠かさずスプリットステップができている人は、上級者の可能性が高いです。

逆の言い方をすれば、欠かさずスプリットステップができるようになれば上級者になれる可能性が高いということです。

スプリットステップできれば、次のボールへの準備ができます。そして相手が打つところを観察できれば、相手がスピンを打ったのか、スライスを打ったのかわかりますし、速いボールなのか、それとも遅いボールなのかもわかりますので、タイミングが合わせやすくなります。

フォアで打つのかそれともバックで打つのかを判断し、相手のボールがネットを越えてくるタイミングでユニットターンをしましょう。そしてボールの落下地点とバウンドを予測しながら打点に入り、打ちます。

ポジションを調節する

相手のボールが短くなったり、長くなったりすると、打ち返すために自分のポジションを前後させます。打った後にホームポジションに戻るのが遅くなってしまう方が多いようです。

試合では、自分が打ったボールを相手がどのように打ち返してくるのか、つまり、相手のチャンスボールになってしまって強いボールが打ち込まれそうなのか、それとも相手を追い込んで必死につないでくるのかによって自分のポジションも調節します。

練習のラリーでは、打ち込みの練習でなければそのまま続けますので、ホームポジションに戻ります。しかし、意識としては相手がどのような態勢で打ち返してくるのかを観察し、前に詰められるように準備できるようにしましょう。

以上がしっかりできれば、かなりラリーが安定するはずです。


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テニスのラリーを続けるための意識

これまでラリーが安定して続けられなかった方が、前述のコツを実践してみるとおそらくラリーを続けることがかなり忙しくて大変であることがわかるでしょう。

つまり、上級者はそれだけ相手に意識を集中して観察し、次にどのようなボールを打つのかを判断して反応しています。これがラリーが続く限り、繰り返されるので、身体だけでなく頭脳もかなり疲れます。

テニスとはこのような対人競技であることをラリーをすることで深く理解できるでしょう。これが実感できれば、上級者への道が開けます!

フォアハンドストロークのスピードとスピンをコントロールすることについてこちらの記事で紹介しています!

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